いびきは家族にも迷惑をかけてしまうため、悩んでいる人も少なくないでしょう。
そこで、ここでは手軽にいびきを解消する方法についてまとめましたので、ご紹介します。
口呼吸を治す口呼吸防止テープの利用はいびき治療への近道
いびきに悩む人は少なくないようです。
いびきをかいている本人は自覚しにくいものですが、同居している家族などに迷惑をかけるため、治療法に興味を持つ場合もあるでしょう。
本人は睡眠中のことですから、自分の発している音に気が付いていません。
しかし、その音量は騒音レベルに達することもあります。
スムーズな呼吸ができていないことや、ひどい場合は呼吸が停止してしまう睡眠時無呼吸症候群を併発することもあります。
長い睡眠時間を確保しても、目覚めが悪かったり、日中居眠りをしてしまうなど、生活に支障をきたす場合は、良質な睡眠がとれていないことが考えられます。
いびき治療のためには口呼吸を治すことが重要
いびき治療のためには、口呼吸を治すことが重要とされています。
いびきは、舌根沈下により気道が狭くなるために起こります。
舌根沈下は口が開いた状態で、起こりやすくなります。
無意識に行っている口呼吸を治すためには、口呼吸防止テープの利用が有効です。
いびきを改善するためには、鼻腔拡張テープやマウスピース、サポーターなど多くの商品が販売されています。
鼻腔拡張テープは最も手軽なグッズのひとつですが、舌根沈下を防ぐために直接役立つとは言い難い仕組みといえるでしょう。
口呼吸を治すことに役立つ口呼吸防止テープ
口呼吸防止テープは口呼吸ができない状態にすることによって、正常な鼻呼吸をサポートします。
上下の唇を閉じた状態で、唇の中心部分に貼り付けて使用します。
使用感として、粘着力はそれほど高くない印象だという声が多いようです。
それでも、起きるまでに外れてしまうこともないようです。
口呼吸を治すことに役立つ口呼吸防止テープ。専門外来を受診する前の手段として利用してみても良いでしょう。
いびき治療の一つは寝方を横向きに変えること
自分で気付く人もいるようですが、多くの人は周りから指摘されて自分がいびきをかいていることに気が付きます。
眠っているのに疲れが取れなかったり、周りの人はうるさくて睡眠に支障が出てしまいます。
仰向けではなく横向きに寝ると呼吸が楽になる
いびき治療の中には簡単にできる方法があります。
いびきの多くは気道が狭くなっていることが原因です。
そのために、寝方を変えてみてはいかがでしょうか。多くの人は、仰向けで寝ることが多いでしょう。
正常な状態であれば問題はありませんが、肥満や鼻づまりによって口呼吸になると気道が狭くなってしまいます。
そこで、仰向けではなく横向きに寝てみてください。
それだけで、気道確保でき呼吸が楽になります。
ただし、寝ている最中に仰向けになるとまたいびきをかいてしまいます。
そのため、リュックを背負って眠るなどして、常に仰向けにならないように工夫をするとよいでしょう。
いびきが改善しない場合は専門外来を受診して治療を
もちろん、必ずしも気道が狭くなることが原因とは限りません。
どうしてもいびきが改善しないこともありますから、一度は専門外来などで診てもらったほうが良いでしょう。
根本的な原因を知ることで、自分に合った適切な治療を受けることができます。
まずは、横向きに寝る方法を試してみませんか。
薬などを使うわけではありませんし、最も簡単な方法ではないでしょうか。
今では、いろいろないびき改善グッズもあり、治療法も増えています。
いびきをずっと放置しておくのではなく、治療、改善させましょう。