いびきの原因は、いろいろあります。
ここでは、肥満がいびきの原因である場合の症状についてまとめました。
また、鼻づまりの原因となる鼻の病気がいびきの原因になることがあります。
いびきは何かしらの病気のサインの場合があります。ご参考にしてください。
いびきの原因になる肥満による首周りの肉付きを解消しよう
いびきは、呼吸が浅くなったり、十分な睡眠がとれないなど、健康にも悪影響を与える可能性があります。
そこで、良質な睡眠を手に入れるために、普段の生活を見直す必要があります。
肥満による首周りの肉付きで気道がせまくなる
いびきの要因は様々ありますが、その一つに肥満が原因で、首周りの肉付きが良くなったことが挙げられます。
首周りの肉付きが良くなると、気道を少しずつふさぐ原因になり、いびきに繋がります。
そこで、肥満を解消させる事が重要になります。
良質な睡眠がとれなくなると、睡眠不足による集中力の低下も認められます。
普段の仕事や家事、勉強等にも悪影響を与えることになるため、睡眠不足を解消させる必要があります。
気道を塞ぐことは、睡眠不足になるというデメリットがあるだけでなく、重要な病気の原因にもなります。
いびきは色々な病気の要因になるため体重管理が重要
その一つに睡眠時無呼吸症候群と呼ばれる睡眠時に呼吸が浅くなったり、止まったりする病気があります。
いびきが重要なサインともいわれているこの病気のメカニズムも、気道を塞ぐことが原因になっているともいわれています。
無呼吸になると、体内へ酸素を上手に取り入れることができなくなり、健康に大きな影響を与えます。
いびきは多くの人が寝ている時にはよく出る症状なので、あまり気にしない人もいます。
しかし、色々な病気の要因になる事もあるため、まずは、普段の生活から見直しが必要です。
太っていることで様々な悪影響が出てくるので、まずは体重管理が重要になります。
いびきの原因は鼻のつまりの他、鼻炎、副鼻腔炎・蓄膿、鼻茸、鼻中隔湾曲症、アデノイドがあります
眠っているときに、本人が気づかないのにかいてしまういびきは、やっかいな症状です。
いびきの原因は多く存在し、肥満が影響していることもありますが、病気が隠れていることもあります。
鼻炎、副鼻腔炎・蓄膿症による鼻づまりがいびきの原因に
原因の一つに鼻炎があります。
鼻炎は細菌やウイルスによってかかりますが、ダニや花粉などによるアレルギー鼻炎もあります。
二つ目は副鼻腔炎・蓄膿です。副鼻腔炎の慢性化によって起きるのが、蓄膿症です。
蓄膿症は粘りのある鼻水が、鼻の両横にたまってしまい、変なにおいの鼻水で気づきます。
また、顔に痛みが出るのも特徴の一つです。
どちらも鼻づまりにより、口呼吸になってしまい、それがいびきに繋がります。
どちらの症状も投薬で治ります。
鼻茸(鼻のポリープ)と鼻中隔湾曲症
三つ目は鼻茸です。鼻茸は鼻のポリープです。
できる原因は、いろんな鼻の症状の、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎・蓄膿、喘息などの合併症としてあるようです。
手術が適応されることが多いようです。
四つ目の鼻中隔湾曲症は鼻のなかが曲がっていて、鼻呼吸がしづらい症状です。
成人のほとんどの人の鼻中隔はすくなからず曲がっているものですが、特に、鼻のつまりなどの症状がきつい場合は手術が適応されます。
アデノイドが大きいと鼻呼吸が妨げられいびきの原因に
五つ目のアデノイドは、鼻とのどの間にあるリンパ組織で5歳くらいに大きくなりますが、その後は縮小していきます。
アデノイドが極端に大きい場合、鼻呼吸が妨げられて呼吸が苦しくなります。
口で息をするのでしまりのない顔になったり、胸の形が変形する漏斗胸になります。
またそれによって慢性的な中耳炎をひきおこすことがあります。
余りに症状がひどい場合は、手術が適応されます。
鼻水鼻詰まりは毎日のごく普通の症状であるのにかかわらず、ひどい場合は息が出来なくなるなどのこわい状態になります。
悪化させることなく、おかしいなあと思う場合は早めに受診しましょう。
いびきも急にかくようになってきた、急に大きないびきになってきたなどは病気のサインかもしれません。
他の症状もないかよく考えてみましょう。