睡眠は人間にとって欠かせない物です。
良質な睡眠を確保することは、健康的な生活を送るためのポイントといえます。
そこで重要なのがマットレスです。
ここでは、低反発マットレスのメリットについて、ご紹介します。
低反発マットレスが睡眠時の体にもたらす効果
マットレスは良質な睡眠を取るための重要なアイテムで、近年需要が増加傾向にあるのが低反発マットレスです。
低反発マットレスには、主に3つの特徴があります。
- 適度な硬さ
マットレスは硬すぎても柔らかすぎても体に良くありません。
低反発マットレスは程よい硬さを持っていて、人間の体にフィットするように設計されています。
その秘密は内部のオープンセル構造で、優れた弾力性を持つ細かい気泡がマットレスに含まれていることが適度な硬さを実現させています。 - マットレスの厚み
低反発マットレスは充分な厚みを備えていて背中に負担の掛からない姿勢を取ることが可能です。
これにより、腰痛の予防や改善にも役立つことから、腰痛マットレスといった呼び方もされているほどです。 - 体圧の吸収性
低反発マットレスには衝撃を吸収してくれる特性を持っているため、就寝中に寝返りを打った時も体重移動によっておこる揺れも感じさせることがありません。
低反発マットレスのメリットとデメリット
低反発マットレスのメリット
低反発マットレスには多くのメリットがありますが、その一つが寝心地の良さです。
低反発マットレスは、メーカーによってそれぞれ特徴が異なります。
しかし、この寝心地の良さは全てのメーカーに共通しています。
腰痛マットレスとも言われる低反発マットレスは、利用者の体にフィットするように設計されているので、腰への負担が軽減されるのです。
そのため、利用者の中にはマットレスに包まれているような感覚で寝られると感じる人も少なくありません。
また、保温性の高さもメリットの一つです。
これは、低反発マットレスが体にピッタリフィットすることが理由で、熱を逃がさないためです。
特に、寒い冬場には、高い効果を発揮してくれます。
そのほかにも、寝ている時の体圧の吸収や分散といった効果が期待できることから、就寝中の寝返りの回数が少なくなることも期待できるのです。
低反発マットレスのデメリット
低反発マットレスにはメリットが多い反面、いくつかのデメリットもあります。
まずは、通気性の低さです。
保温性が高いことがメリットですが、それが逆にマットレスの通気性を低くしてしまうこともあります。
利用者によってはムレを感じることもあるので、注意が必要になります。
また、体圧の吸収や分散といった機能は、筋肉質な人や体重の重い人の場合はその機能が充分に発揮されないケースも考えられます。
購入時は、実際に横になって、自分に合っているかを確認することが大切です。
各メーカーごとの価格の違い
低反発マットレスの価格
一口に低反発マットレスといっても、メーカーによって値段や性能が大きく異なります。
日本国内でマットレスを販売しているメーカーは、大きく分けて5種類です。
価格面で比較すると、エアウィーヴ製の物が最も高額です。
相場がシングルサイズであれば6万円前後、ダブルサイズであれば9万円前後です。
最もお手ごろな価格で購入できるのが、ニトリ製の低反発マットレスです。
シングルサイズは1万~2万円程度、ダブルサイズであっても3万円弱の相場となっています。
購入にあたって気をつけること
エアウィーヴに次いでモットン、マニフレックス、トゥルースイーパーの順になります。
これら3社は、シングルの値段が3~4万円、ダブルは4万~6万円と価格に差ほど大きな違いはありません。
こちらは各メーカーの販売価格となっているので、通販サイトや大手スーパーなどで販売されている物を購入する場合は、これらの平均相場よりもよりも安く購入することが可能です。
価格を基準に購入を検討するのであれば、ニトリ製のマットレスが最もリーズナブルな値段で買えます。
しかし、体の大きさや構造は人それぞれなので、あくまで値段は参考程度にしましょう。
実際に、店舗に足を運んで、マットレスに横になって確認をして、購入を決めることが大切です。