歯ぎしりの治療では、よくマウスピースを使用します。
マウスピースは一般的には歯科クリニックで作ってもらうことが多いですが、市販でもマウスピースは販売されています。
市販のマウスピースについて、そのメリットとデメリットについて調べましたのでご参考にしてください。
歯ぎしりの治療でも使われるマウスピースは市販されています
歯ぎしりでお悩みの方は、実はとても多いようです。
歯ぎしりによって虫歯になりやすかったり、とても強い力がかかることで歯が欠けてしまったり、削れてしまったり、という相談を歯科クリニックでも受けるということが多いようです。
歯ぎしり対策としてマウスピースがよく使われる
歯ぎしりの対策法として、マウスピースが使われることがあります。
マウスピースは、歯の矯正でも最近はよく使われているものです。
歯ぎしりは、自分でも安眠できなくなるだけではなく、近くで寝ている方にも迷惑になってしまいます。
また、歯に大きなダメージを与えてしまうことになります。
そういった対策としてマウスピースは、とてもよく使われるのです。
マウスピースは歯科クリニックで作ってもらうことが多いですが、市販されているもので対応することもできます。
市販されている代表的なマウスピースには、ドクターズ ナイトガード アドバンスやスリープライト 一般用などがあります。
市販のマウスピースの特徴と使用感
ドクターズ ナイトガード アドバンス
- 本体を温めて自分の歯型に合わせて作ることができます。
- 使用感としては装着した感じは自然で自分の形に合わせているため、使いやすいと好評のようです。
- はみ出た部分は切り取ることで、よりフィット感を出すことができます。
- ちなみに耐久性としては1年ぐらいもちます。
スリープライト(一般用)
- 自分の形に作るものではありませんが、すべての方に使っていただけるような構造になっています。
- すぐに使えるというメリットがあります。
- フィット感は、ドクターズナイトガードの方が優れているかもしれません。
- 歯や顎の関節を守るという点で、マウスピースの使用は効果が期待できます。
悩んでいる方は、まず試してみましょう。
口コミ評判や体験談なども参考にしてみると、満足度も高いものが選べるでしょう。
歯ぎしりにはマウスピースを使って治療を!市販のデメリットとは
歯ぎしりは、主に日々のストレスを発散させるために、寝ている時に無意識にしてしまう行動です。
また、ストレス以外にも歯並びや歯のかみ合わせが悪いことで、歯ぎしりをする場合もあります。
歯ぎしりが酷くなると、歯がすり減ってしまったり知覚過敏を起こしてしまうこともあります。
起床時に顎関節に違和感がある場合は歯ぎしりのサイン
もし、歯ぎしりをしているとわかったら早急に治療することが必要です。
寝ている時のことは、分からない人がほとんどでしょう。
しかし、起きて顎関節に違和感を覚えることがあったらそれがサインです。
治療といっても、マウスピースを使って歯や顎を守ることが一般的です。
ストレスが原因だった場合、ストレスを解消する以外に確実な治療法はなく、どうしても対処療法になってしまうからです。
そのまま放置していると歯や神経を失ってしまう場合があるので、物理的に防御しなければなりません。
マウスピースの費用の相場と市販のマウスピースのメリットとデメリット
マウスピースは、歯科に行って型を取り、自分専用のマウスピースを作ることをおすすめします。
費用の相場は、保険適用で大体5,000円~7,000円程かかってしまいますが、専門家が作った専用品ですので品質に間違いはありません。
市販のマウスピースですと確かに安く済みます。
費用の相場も高くても4,000円程度、安価なものでしたら500円くらいのものまであります。
できれば安く済ませたいという気持ちはわかりますが、メリットはその安さくらいしかないのでしょう。
市販のものを使うと、上手く使いこなせた場合は別ですが、場合によっては歯のかみ合わせを悪くしてしまう可能性があります。
もし、かみ合わせが悪くなってしまうと、今度は歯の矯正治療をしなければなりません。
かみ合わせが原因で歯ぎしりが起こることもありますし、実はリスクが高くデメリットだらけなのです。
歯医者に通うのは億劫かもしれませんが、なるべく市販のものを使わずに、きちんと歯医者で型取りをしたものを使用しましょう。
そして、なるべくストレスを溜めないようにしましょう!